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■個展 鈴木保展より

■講演 美術講演会

最新情報

4F ギャラリー・会議室

『彩ギャラリー』は交通に便利な東京都・南青山の一角に位置し、多目的スペースとして多くの方々に安く、気軽にご利用いただけるギャラリーを開設しております。
絵画・写真・彫刻・工芸品などの展示をはじめ、演劇・音楽・パフォーマンスの創造的な場、あるいは、講演会場や各種の教室としても自由にご使用できます。また、アート・トラストの会員資格を持っていただければ、利用に際してさらに特典がございます。

■収容人数 : 着席(シアター形式) 30〜40名
 椅子無し 80名
■面積 : 約20坪 約60m2
■ご利用料金 : 1日¥30,000(会員割引あります)
■設備 : ピクチャーレール

鈴木保画伯の語る「想い出の昭和史」第5回

鈴木保画伯の語る
想い出の昭和史

第5回 

こんにちは

どういったらいいのでしょうか? 恥かく・義理かく・絵もかく・ではないですが、絵しか描けない、そういう人の昭和史です。
自分の意思(意志)で、絵を描くことを選んだ人です。
自分から見た時代は?(観えた人生は)
4回とも懐疑という言葉にかかわって話をしていました。
最後の初年兵が83歳。考えたこともない世界です。今は。とも・・・
兵隊にとられるということは、イコール死、死刑囚です。とも・・・
当時、絵を描くことに決めたのは、世の中を捨てたと同じです。・・・と。

非日常を生きていたようでもあり(そうでもないようでもあるのです)
よく聴きますと人間本来のありようを探し、調整し、話しています。真面目な上になにかがつくみたいです。

画廊ですので、彼の戦争にも今の時代にもかかわりの無い(意識的に)絵を展示しておきます。

彼の話がこれからの何らかのヒントになりますように願っております。「もう心配することは無いようですが)

(鈴木)

【日時】 6月23日(火) 午後2時〜4時 お話は1時間程度 
【会場】 彩ギャラリー5F
【会費】 会員:1000円 非会員:2000円
【責任者】 高岡美智子 (連絡先:045-622-2827)
【主催】 NPO法人アート・トラスト

★毎月1回、今年12月まで10回のシリーズを予定しています
☆各回テーマを決めてタイトルをつけます
★アートトラストの会報にて、毎回ご案内いたします
☆参加希望者は、担当責任者へお申し込み下さい


平成21年5月26日(火) 第4回 焼け野原の東京で考えたこと

前回は池袋モンパルナスのお話。池袋モンパルナス、アトリエ村で、最も若い絵描きさんだった保先生、そのモダンボーイぶりが目に浮かびました。池袋モンパルナスの会から事務局長の小池さんがいらして下さいました。
会場には、50歳頃の作品という大きな自画像が飾られました。永遠の青年の面差しを背に、保先生いわく、「みなさん、オバマ以来すっかりチェンジという言葉がもてはやされてしまったけれど、チェンジ、じゃありません。続けること、継続が大切なんです・・・」 (高岡)

平成21年4月28日(火) 第3回

平成21年3月24日(火) 第2回

みなさま良くご存知の、鈴木保先生は素晴らしい画家であるばかりでなく、実は大変な文化人(?こんな呼び方では叱られそうですが、なんとお呼びすればいいでしょう?)でいらっしゃいます。脅威の記憶力と知性あふれる批判精神、そしてその人生を彩るのはきらびやかな交友関係。ある日小窓からのぞき見ただけのような私ですが、大変引きつけられてなんとかじっくりお話を伺う機会をつくれないものか、とこんなシリーズを計画しました。思い出すままに語っていただくだけで、昭和という激動の時代がその背後に浮かび上がるかと思われます。幸い、鈴木保・才子先生ご夫妻の快諾を得て、アートトラストとしての企画にのせていただくことになりました。写真なども含め記録を残して、アートトラストの貴重な財産に加えたいものです。

興味深いお話が飛び出すこと請け合い、どうぞご期待下さい。 (高岡)

平成21年2月24日(火) 第1回:生い立ち・・・子供時代の思い出

第7回 七夕 懇親会&フリーマーケット

『彩青山ビル彩ギャラリー De 逢いましょう!』

年に一回の七夕 懇親会&フリーマーケットです。会員の方も、会員でない方も、是非ご参加ください。
今年で7回目です。素敵な七夕の夜をみなさんと一緒に過ごせることを楽しみにしております。

何でも持ち寄り形式です!
手作り作品
とっても大切にしていたけど、そろそろ手放してみたい、手元にあってあまり使っていない服、小物、アクセサリー等々
手作り食品、お弁当
その他

旧友を暖めたり、新しい出会いもどうぞ期待してください。

【日時】 7月7日(月) 午前11時〜午後5時
【会場】 彩ギャラリー
【出品料】 なし(ただし、一品持寄りです。お飲み物はセルフサービス)
【備考】
・おつり、包み紙などは各自でご用意お願いします。
・売り上げの1割をNPO法人アート・トラストの「事務経費」としてお願いします。
・盗難・破損の責任は負えません。
・売れ残りはお持ち帰りお願いします。

【実行委員】
川瀬 享子  佐々木 和子  遠田 由里子  
中村 昌子  平岡みどり   二川 郁子  (五十音順)


音楽劇「青い糸」

音楽劇
青い糸

むかしある村に千代と言うみなしごの少女がいました。千代の一番好きな仕事は宿のガラス窓を磨くこと。春の初めのある朝、いつものようにガラスを拭きに来た千代は湯気で曇ったガラス窓の奥に不思議な人影を見るのでした。

少女がガラスの窓をとおしてみた幻の青年に恋をする物語。

千代(ソプラノ)・・・倉谷千明
朗読・・・山崎勢津子
青年(テノール)・・・滝沢健作

原作:安房直子「青い糸」より
作詞・作曲・ピアノ:新倉一梓
演出:渡辺浩彰(VODALES)
企画・製作:オペラ喫茶

【日時】 2009年6月28日(日) 開演16:30(開場16:10)
【会場】 彩ギャラリー
【料金】 一般2000円 中学生以下 無料

チケットのご予約・お問合せはこちらまで
オペラ喫茶 株式会社
電話:048-475-9808

アートフェア No.1 「走れメロス」 VS 津軽三味線

アートフェア No.1
太宰 治作
『走れメロス』 VS 津軽三味線

 

ひとり芝居 有馬眞胤
津軽三味線 エイコ

メロスは走る
     津軽三味線に乗って!

【日時】 2009年7月5日(日) 午後3時 (開場1時間前)
【会場】 彩ギャラリー
【料金】 2000円 要予約 定員50人

【制作】 鈴木才子・指田和子・二川郁子
【企画】 アート・フェア
【協賛】 彩ギャラリー

坂本 満 西洋美術史講座 第60回記念特別講座

「視覚の迷宮」

 5月の講座は、昨年の5月から始まったシリーズ「芸術の始まりを探る」の最終回、図像学・図像解釈学についてのお話でした。
 イコノグラフィーとイコノロジーとの違い、アトリビュートにアレゴリー・・・
ひとつひとつの言葉は何とか受け入れてみたものの、はてさて、
一枚の絵を見るのにどれだけの知識を持ち込んだら「見た!」といえるのでしょう。
お話が進むにつれて膨らむ不安・・・
 「なんか、深読みをしすぎているように僕は思いますね。美学は文献史学になってしまってますね。絵を見ないんですよ。」と先生。その言葉でやっと救われた思い!

(藤本)

 この講座も回を重ねること60回。
 今回は、記念講座として、ちょっと一息、だまされることを楽しんでいただきます。
 人間の目がカメラと違うのは、脳による認識が加わります。そこで様々な予期せぬ出来事が起こります。

ジュゼッペ・アルチンボルド 「ウェルトゥムヌスに扮したルドルフ2世」
歌川国芳
垂直水平錯視
コフカのリング
1888年ドイツで発売された絵葉書
ジャストロー
ネガポジ錯視
エッシャー

講師 坂本 満

【日時】 2009年6月10日(水)
      開場 18時30分
【会費】 一般 2,000円  会員 1,000円
【会場】 彩青山ビル4F


2009年

3月 「ルネサンスに始まる かたちの呪縛」その2

 前回(2月)の講座ではルネサンス初期の絵画を中心に、遠近法の表現や見え方の個人差についてお話を伺いました。
 遠近法によって説得力のある、客観的(合理的)認識が得られたことは確かに有用でしたけれど、それはまた19世紀になるまでの長い期間「西洋美術に不自由な表現を強いる」結果になったとは意外でした。今でも立体感のある絵を「いい絵だね」と評価する場面をいっぱい目にしているのに・・・
 庭の造り方に「自然」に対する認識の違いが見えるとも伺いました。私たちには自然の再現に思える日本庭園が、西洋人にはわざとらしい造りに見えるのだそうです。同じものを見て同じように認識することの難しさを思うと同時に、「自然であること」と「美しいこと」との区別の大切さを思いました。

(藤本)

 前回の遠近法に引き続き今回は人物、特に顔の表現に見られる様式の変化について、お話を伺います。

シモーネ・マルティーニ「受胎告知と聖アンサヌス、聖女」部分
ヤン・ファン・エイク「アルノルフィーニ夫婦」部分
ピーテル・ブリューゲル「足なえたち」
東洲斎写楽「三代目大谷鬼次の奴江戸兵衛」
ラファエロ・サンツィオ「ラ・ヴェラータ」
喜多川歌麿「寛政三美人」
与謝蕪村「柳陰漁夫図」部分

2月11日 「ルネサンスに始まる かたちの呪縛」

 2008年の締めくくりは、特別講座「擬洋風建築」でした。
明治時代の初めの学校や郡役所などをスライドで紹介していただきました。
  松本の開智学校は、わざわざ横浜に洋風建築を見に来た大工が造ったのだそうです。
洋風建築の様式を積極的にそして自分なりに真似たことを「擬」という文字で表されているとのこと。
石造りの建物を木造で模してしまう、丸みを帯びた窓を付けてみる・・・
「不思議のかたまり」「おもしろくてしかたがない」と先生。
珍しさや憧れで創造意欲をかきたてられた大工たちの気持ちは、羨ましいようにも思えます。 

(藤本)

 一月はお休みをいただき、今回が2009年最初の講座になります。
中世までは神の世界としてシンボリックに描かれてきた宗教画も、ルネサンス以降、現実の世界により近づいた表現が用いられるようになり、背景も遠近法を使った写実的な表現になっていきます。

2008年

12月10日 特別講座「擬洋風建築」

11月12日 「華麗なる後期ゴチック」−さまざまな様相−

10月は「聖なるかたち・宗教芸術」のお話でした。中世のゴチック建築について、構造と装飾との関連など、詳しく聞かせていただきました。

尖頭アーチが生んだ天井を「リブが這い回っていますね」と先生。薄暗く神秘的だった空間が急に身近なものになりました。また、柱はさまざまな形の隙間を生み出し、その隙間にあわせた彫刻や壁画などは「写実的表現から開放された魅力があるのですね」とも。

制限が自由や解放を生むという人の心のおもしろさを感じました。

 11月は「華麗なる後期ゴチック」についてのお話でした。造形へのこだわりがストレートに伝わってくる部分、さまざまな様式が混然と存在する実例をたくさん見せていただきました。
「ぼくは末期が好きなんです、いろいろなものの」
「石でこれだけのものを造り続けていく労働の密度がすごい」と先生。
  お話を聞いていて是非一度見てみたいと思ったのは、ポルトガル・トマールの修道院教会。そのボリュームたっぷりの縄模様をめぐらせた窓の前で、先生の「(様式が)もうぐしゃぐしゃになってますね」という言葉を思い出すのかも・・・

9月10日 「古代・帝国の美術」

前期最後7月の講座は、前回に続いて先史時代の美術をテーマにお話を伺いました。お話のなかで「これは何だと思いますか?」と先生。資料として配られたコピーは坂本先生オリジナルのクイズ付き! 石器時代彫刻などの中に、ピカソやアルプの作品が潜んでいました。ほんと、気を付けて見なければわからないものばかり。美・芸術・洗練・・・わかっているつもりの言葉、偏った知識がものを見る目を鈍らせていたのかもしれません。(藤本)

後期最後の講座は、紀元前6世紀から紀元後5・6世紀の「古代・帝国の美術」です。
この壮大なる遺産を見るにつけ、かつて我々人類が持っていた、人間力のすごさを思わずにはいられません。

7月9日 「先史美術のなかの具象と抽象」その2

前回は、人物が線のみで描かれている洞窟壁画や、鳥の首や動物の角などが抽象的に捉えられている先史美術の表現の例をいろいろみせていただいた後、時代はとんで20世紀の戦争絵画に話題が広がりました。
戦時中の絵画は政府の方針に沿ったものが中心だったことはなんとなく知っていましたが、勇ましい戦闘場面を描いたもの以外に、死を覚悟させるようなものがあったと知り、背中が寒くなりました。
画家でない人々が戦争体験を率直に表現した画集も見ることができました。「うまい絵」ではない「伝わる絵」を実感しました。(藤本)

前回のイレギュラーな形で戦争画の話を中心にお話を伺った関係で、今回は再度先史美術から、エジプト、オリエントあたりまで話を進めていただきます。

6月11日 「先史美術のなかの具象と抽象」

前回は、新シリーズ第1回として「見ること」と「見えること」の仕組みからお話が始まりました。
「人の細胞数で見ると、目は耳をはるかに上回っている」のだそうです。録音再生した音と生の音は聞き分けられなくても、複製画と原画は容易に見分けられる・・・目の神経が得た情報を脳のあちらこちらで認識して・・・
そんなすごい能力を私はちゃんと生かしてきたのかしらと「我が眼」に申し訳ない思いがしています。(藤本)

今回のテーマは「先史美術のなかの具象と抽象」。旧石器・中石器・新石器時代の美術です。
なぜか動物はリアルに人間は抽象的に表されています。